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ウッドクロッグとは
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スウェーデンの伝統的な履き物
ウッドクロッグとは、150年以上前から北欧、特にスウェーデンで愛される伝統的な木製底と天然皮革のシンプルな履き物です。天然材を使用したそのデザインは、木と革の持つ自然の調温調湿作用を持ち、夏は涼しく冬は暖かみがあります。カーヴィングされた天然無垢のソールが足裏にフィットし日本の四季を通じ快適に履くことができます。
シューズデザイナー村山ゆか
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ヨーロッパの伝統的な製法
マレットのウッドクロッグは、日本人デザイナーがデザインし、ヨーロッパの熟練職人が削り出す木底と国産の革や布を掛けあわせ自社工房内で丁寧に仕上げ、北欧の伝統工法を守り作り出されます。
ウッドクロッグの秘密
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心地よさ
長い年月をかけて使われることによって磨かれた機能と普遍的な美しさを併せ持ちます。足裏にあたる立体的な天然無垢の木肌と植物タンニンなめしの厚みのあるレザーが足の甲をホールドし、指先に開放感があり歩きやすさと、心地よさをもたらします。天然素材の持つ特性を最大に活かした通気性、保温性に優れ、製造の過程でも接着剤や溶剤を必要とせず、人や環境に非常に優しい履き物です。
ウッドクロッグの歴史と起源
歴史は古代エジプトやローマ時代から続き、当時は単純なデザインで作業や農作業に使われていました。 木材で作られたクロッグはその後中世ヨーロッパで広く普及し、足を保護し、泥や水から遠ざけるのに役立ちました。 その頃から異なる地域や職業に応じて様々なデザインのウッドクロッグが生まれました。 北欧では農場や牧畜、鉱山や沼地での作業などにも活用され、19世紀、工業革命の影響で機械化が進み効率的に生産が行われるようになり一般に広く扱われましたが20世紀以降、他の素材でつくらた靴にとって変わられることが多くなりました。
1970年代、ヒッピーカルチャーや自然回帰思考が広まった欧米で伝統的なクロッグは若者には目新しく、 ファッションアイテムとして再びブームが巻き起こりました。 ここ数年の社会情勢の変化や環境意識の高まりから、 普遍的な機能美と木と革でできたシンプルなウッドクロッグに エシカルな観点からハイブランドやファッション業界かも再び注目を集めています。